花と暮らす

春巡りツアー in ミュンヘン

4月に入り、ヨーロッパも春めいてきました。今回は春を探し巡りの様子をお伝えしたいと思います。ミュンヘンの春の景色と季節の花々を楽しんでもらえたら嬉しいです。

YouTube動画はこちらからどうぞ 春巡りツアー in ミュンヘン

まず訪れたのはミュンヘン市内にあるミュンヘン・ニンフェンブルグ植物園。いつ訪れても季節の美しい花や植物に出会うことができます。

植物園中庭

1914年に移転して開園した歴史ある植物園です。それまで植物園は町の中心にあったのですが、植物園の近辺の都市化が進み大気汚染がひどくなってきたので、より広い緑地のあった現在の場所に移転しました。植物園の面積は22ヘクタール。2万種類以上の植物があります。屋内も屋外もありますが、今回は屋外の中でも「飾りの中庭」と呼ばれる四季折々に違った美しさを見せるエリアを訪問しました。

チューリップ、ヒヤシンス、スイセンをはじめとする球根植物、パンジーやヒナギクが満開でした。こちらの中庭の最新の様子は公式ホームページのウェブカメラで見ることができます。映像は1日4回更新されています。

飾りの中庭現在の様子(ウェブカメラ写真)

オウムや楽しく楽器を引く人など陶器のオブジェも可愛いのでお見逃しなく。

モクレンはドイツのお庭でもよく見かける人気の樹木。春の訪れを華やかに知らせてくれるモクレンですが今年は4月に大雪に見舞われたため、例年より開花が遅れているようです。

ここで出会えるのは、植物だけではありません。さまざまな鳥や野生ミツバチなども多く生息して、今回はカナダガンが日光浴をしている様子を見かけました。

水辺の植物たちも春の訪れとともに綺麗な花を咲かせています。

日本原産のオオシマザクラ(学名 Purnus lannesiana var. speciosa makino)が満開!桜を見ると日本が恋しくなります。

Botanischer Garten München-Nymphenburg
Menzinger Straße 65 80638 Munich
www.botmuc.de/en/

植物園で春らしい優雅な時間を満喫した後は、トラムに乗って街に向かいます。

ミュンヘン市内を流れるイザール川。天気の良い日は川辺でピクニックや日光浴を楽しんでいる人たちを多く見かけます。

街で出会った猫もまた日向ぼっこを楽しんでいました。

今日のランチで訪れたのは、イザール側の東岸エリアHaidhausen地区にあるPREYSINGGARTEN。

PREYSINGGARTEN
Preysingstraße 69 81667 München
https://www.preysinggarten.com

ドイツ人が愛してやまない春のグルメといえば!「白アスパラガス」。付け合わせは茹でたじゃがいもと生ハムが定番で、バター&卵の入った、クリーム系のオランデーズソースでいただきます。白アスパラは柔らかくてジューシー!ほのかな甘みもあっておいしいので、機会があれば試してみてください。

この日はまだ肌寒くコートやダウンジャケットが手放せない気温でしたが、既に街中のカフェのテラス席は多くの人で賑わっています。ドイツでは天気が良い日は外の席が人気です!寒さを凌ぐためのブランケットを用意してくれているお店もあったりします。

次に立ち寄ったMaxvorstadt地区はミュンヘンの中心部から北に位置し、大学や美術館がある教育&文化エリアです。ローマ・カトリックのJoseph教会前の桜が満開でした。

春を巡るツアー最後に訪れたのは住宅街にある見事な桜通り。八重咲きのピンク色花が満開!4月の大雪で桜の蕾が凍傷していないか心配をしていたのですが元気よく咲いてくれてよかった♪

今回はミュンヘンの春便りをお届けいたしました。ドイツでは長い冬が終わり待ちかねていた春の到来に浮き立っていますよ。心地の良い季節となりました。皆さんもよい春の時間を楽しめますように☆

インスタでも日々ヨーロッパから雑貨情報や雑貨と暮らす楽しさを紹介しているので、覗いてみてくださいね。

/Instagram (@euzakka): https://www.instagram.com/euzakka/

以下でメールアドレスを登録されると、新しい記事が投稿される度にメールで自動的に更新情報を受け取ることが出来ます。


 

以下のイイねボタン👍を押していただければ、記事を楽しんでいただけたことを私たちに伝えることが出来ます。更に下にスクロールするとコメントを残していただけますので、感想や要望などお聞かせください!

-花と暮らす